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肺機能検査

当院では、肺の健康状態を調べる「肺機能検査」を行っています。

検査のご案内

呼吸機能検査(FeNO)
​※画像はAIが作成したものでありイメージです

「最近、咳が続く」「少し動くと息切れがする」 そんな症状はありませんか?もしかしたら、肺の働きが少し弱っているサインかもしれません。

肺機能検査は、皆さまの「肺の健康状態」を調べるための大切な検査です。

どんな検査?

スパイロメーターという医療機器を使い、息を吸ったり吐いたりして、肺の大きさや空気の通り道の状態を調べる検査です。痛みは全くなく、身体への負担も少ない簡単な検査です。

「肺年齢」を知ることもでき、ご自身の肺が実年齢と比べてどのくらい健康かを確認する目安になります。

このような症状がある方

  • 咳(せき)が長く続いている

  • 痰(たん)がよくからむ

  • 少し動いただけでも息切れがする

  • タバコを吸っている、または過去に吸っていた

  • 喘息(ぜんそく)やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断・治療効果の確認

これらの症状は、肺の病気のサインかもしれません。お気軽に医師にご相談ください。

検査の流れ

  1. 鼻をクリップでとめ、マウスピースという筒をくわえます。(空気が漏れないように、唇でしっかりとくわえていただきます)

  2. まずは楽に呼吸をします。

  3. スタッフの合図に合わせて、思いっきり息を吸い込みます。

  4. 次に、力いっぱい最後まで息を吐き出します。

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看護師が隣でサポートしますので、初めての方でもご安心ください。

検査全体でかかる時間は10分〜15分程度です。

何がわかるの?

この検査では、主に以下の2つのことがわかります。

  1. 肺活量: 肺の中にどれだけたくさんの空気を取り込めるか。

  2. 息を吐き出す勢い(1秒量): 思いっきり息を吐いた最初の1秒間に、どれだけ多くの空気を勢いよく出せるか。

これらの結果から、肺の年齢が推定できたり、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)といった肺の病気がないか、あるいはその重症度がわかります。

検査を受けるにあたって

  • 普段通りの楽な服装でお越しください。

  • お食事は普通にとっていただいて構いません。

  • (もし、医師から指示があれば)普段使用している吸入薬などを一時的にお休みしていただく場合があります。

肺機能検査は、肺の病気を早めに見つけ、適切な治療につなげるための重要な手がかりとなります。 「ちょっと息苦しいな」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。検査についてご不明な点があれば、いつでもお問い合わせください。

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