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上鶴間内科クリニック
内科・呼吸器内科
たくや いわさき
管理者
その他
プロフィール
登録日: 2023年8月21日
記事 (114)
2026年3月31日 ∙ 1 分
【エコー検査あれこれ】頸動脈エコーの重要性と動脈硬化リスクの早期発見について
健診で「動脈硬化が気になりますね」と言われると、多くの人は少し身構えます。けれど、動脈硬化はある日突然始まるものではなく、静かに進んでいくことが少なくありません。そんな“まだ症状が出ていない変化”の手がかりを見つけやすいのが、頸動脈エコーです。 頸動脈エコーは、首の左右にある頸動脈を超音波で観察する検査です。頸動脈は心臓から脳へ血液を送る大切な通り道で、この検査では血管が狭くなっていないか、血流が乱れていないかを確認します。ドプラ法を組み合わせることで血液の流れも評価でき、被ばくのない非侵襲的な方法として、脳梗塞リスクの評価に使われています。  とくに高血圧、糖尿病、脂質異常、家族歴がある人や、健診で異常を指摘された人では、症状がなくても検査が勧められることがあります。頸動脈の狭窄や血管の変化が見つかれば、その程度をもとに今後の管理方針を考える材料になります。  この検査の良いところは、「見えない不安」を画像で確認できることです。血液検査や血圧の数字だけでは実感しにくい血管の状態も、実際に見えると生活習慣を見直すきっかけになります。脳卒中は怖い病気ですが、怖がるだけでなく...
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2026年3月3日 ∙ 3 分
開業3年目、エコー検査を導入します。
上鶴間内科クリニックの院長の岩﨑 拓也です。 このたび、リニューアルオープンに向けた取り組みのひとつとして、超音波(エコー)検査を導入することにしました。 今日はその背景と、これから当院がどんな診療を目指していくのかについて書いてみます。 YouTube動画も合わせてご覧ください↓ ----- 採血とレントゲンだけでは、見えないものがある 開業して約2年。 たくさんの患者さんを診させていただく中で、ずっと感じていたことがあります。 採血とレントゲンだけでは、病態の”全体像”が掴みにくい場面がある。 たとえば、「息切れ」「呼吸困難」という訴え。 肺の問題と思いきや、実は心臓が関わっていることも少なくありません。 肺と心臓、あるいはその両方——。 診察・採血・レントゲンだけでは、どちらが主因なのか判断が難しいケースがありました。 肝機能障害や腹痛も同じです。 > 「数値は悪い。でも、体の中で何が起きているのか?」 > 「この痛みは、どこから来ている可能性が高いのか?」 こうした問いに、もう一歩踏み込んで答えるには、身体の状態を“見える形”で確認できる検査が必要でした。 -----...
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2026年2月10日 ∙ 1 分
気温は心筋梗塞(AMI)のトリガーか?U字型リスクを読む
「気温は無関係」ではない可能性。極端な暑さ・寒さ、寒暖差が発症の“前倒し”を起こし得ます。 要点 • U字型:寒冷・暑熱の双方でリスク上昇。 • 英国:20℃超で1℃↑→1–6時間後にAMI増。 • 寒暖差そのものも小さく効く。 具体(簡潔に) • 中国324都市:非最適温度で負担増。 • 北欧:暖房・適応で影響の見え方が変化。 • スウェーデン全国:上方差は当日↑、下方差は2日後↑。 行動(今日から) • 服装で末端を保温。猛暑は遮熱と通気。 • 急な温度差(サウナ⇄寒気)を避ける。 • 住環境の温湿度を整える。夜間に注意。 • 血圧管理。脱水と過度の飲酒を避ける。 • 気温・暑熱指数・PM2.5を確認し無理をしない。 よくある質問 Q. 気温は関係ないのでは? A. 極端と寒暖差は“トリガー”。主流見解です。 Q. 効果は小さい? A. 数%でも地域の救急件数に響きます。 参考文献(主要) Bhaskaran, BMJ 2012/Jiang, EClinicalMedicine 2022/Wichmann, PLOS ONE 2013/Ni, PLOS Med...
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