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食べたぶんだけ、賢く動こう!食事と運動のバランスガイド

「お昼に食べたラーメン、どのくらい運動すれば消費できるんだろう?」

「ついつい食べちゃったあのお菓子、なかったことにできないかな…」

そんな風に思ったことはありませんか?


今回は、毎日の健康管理に役立つ「食事と運動のバランス」について、当クリニックで作成したガイド(2025年度版)をもとに分かりやすくご紹介します。「食べたぶんだけ、賢く動く!」を合言葉に、楽しく健康的な習慣を身につけていきましょう。


これを食べたら、どのくらい動く?


まずは、身近な食べ物がどのくらいの運動量に相当するのか、目安を見てみましょう。 (※体重60kgの人の場合)

  • コカ・コーラ(500ml / 225 kcal)

    • ウォーキング: 約54分


    • ジョギング: 約27分

  • アイスクリーム(カップ1個 / 299 kcal)

    • ウォーキング: 約75分

    • ジョギング: 約43分

  • ラーメン(1杯 / 440~600 kcal)

    • ウォーキング: 約106~144分

    • ジョギング: 約53~72分

  • カレーライス(1皿 / 800 kcal)

    • ウォーキング: 約192分

    • ジョギング: 約96分

こうして見ると、普段何気なく口にしているものが、意外と多くの運動量を必要とすることが分かりますね。


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↓さらに細かくみてみよう!



自分に合わせて計算してみよう!


ガイドの表は体重60kgの人を基準にしていますが、ご自身の体重に合わせて計算することも可能です。計算式はこちら!

運動時間(分) = 食品のカロリー(kcal) ÷ あなたの体重(kg) ÷ 運動の強さ(METs) × 60

「運動の強さ(METs)」は、活動の強度を示す単位です。当ガイドでは、以下の数値を使っています。

  • ウォーキング(早歩き): 4.0 METs

  • ジョギング: 7.0 METs

例えば、体重60kgの人が299kcalのアイスクリームを食べた分をウォーキングで消費したい場合は、 299 kcal ÷ 60 kg ÷ 4.0 × 60 = 74.75 となり、約75分のウォーキングが必要、と計算できます。


知っておきたい!3つの大切なポイント


このガイドを活用する上で、ぜひ心に留めておいてほしい大切なポイントが3つあります。

  1. 計算は「あくまで目安」です 消費カロリーは、年齢、性別、筋肉量などによって人それぞれです。±20%程度の個人差があることを知っておきましょう。

  2. 同じ食べ物でもカロリーは違う お店や商品、調理法によってカロリーは大きく異なります。同じピザ1切れでも、お店によって差があるのはそのためです。

  3. 「数字に縛られすぎない」ことが一番大切! 毎日きっちり計算する必要はありません。「今日は少し食べ過ぎたから、一駅手前で降りて歩いてみようかな?」という、ちょっとした意識が素晴らしい第一歩です。


まずは「プラス10分」から始めよう!


完璧を目指す必要はありません。まずは普段の生活に「プラス10分」だけ歩く時間を増やしてみることから意識してみてはいかがでしょうか。

私たちは、皆さんが楽しみながら体を動かす習慣をつくり、健康的な毎日を送れるよう応援しています。おいしく食事を楽しみ、賢く体を動かして、心も体も健やかな日々を過ごしましょう!


「食事に関する不安聞いてほしい!」

そんな思いがある方はぜひ当院の栄養相談を受けてみてください。

オンラインで受けられるので隙間時間に“さくっと“お話できます☺️

お気軽にご相談ください!

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