top of page
上鶴間内科クリニック
内科・呼吸器内科

院長の健康だより
相模原市の上鶴間内科クリニック院長が、内科・呼吸器内科の専門知識を活かし、生活習慣病予防やアンチエイジングの最新情報などを分かりやすく解説します。
あなたの健康寿命を延ばすヒントがここに。
※掲載情報はすべて記事投稿時点のものです。
最新の情報については、診察時にご相談ください。

この秋のブースターは必要か インフルエンザワクチン 新型コロナワクチン
冒頭 この秋のブースターは必要か。 最新の大規模研究を、短く要約する。 接種で重症化と死亡が下がる。 要点 効果は全年齢・基礎疾患の有無で一貫。 ただし観察研究で、因果は限定的。 効果は季節内で徐々に薄れる。タイミングが大事。 具体 ・米退役軍人30万人規模。比較は 「コロナ+インフル同時接種」対「インフルのみ」。 救急29%減、入院39%減、死亡64%減。 1万人あたり救急18件、入院7.5件、死亡2.2件を防止。 ・北欧65歳以上。入院58%減、死亡75%減。 高齢ほど恩恵が大きい。 行動 前回接種から時間が空いた人は検討を。 持病や年齢で優先度が上がる。 かかりつけ医に相談し、自治体の予約を確認。
たくや いわさき
3 日前読了時間: 1分
インフルエンザウィルス感染症の今期の予測 2025〜2026シーズン 短編ブログ
今季は立ち上がりが早い。 年内ピークの可能性があります。 備えが一目で分かります。 【要点】 今季は昨年より早い増加。年内の全国流行も想定。 【データの根拠】 ・第38週は0.80/定点。昨年は0.55。 ・週推移は0.50→0.72→0.80。昨年は緩やか。 ・沖縄7.04、鹿児島3.07など高水準。 ・24/25は12月末に64.39で過去最大。 ・通常のピークは1~2月。 ・4/7からARI(急性呼吸器)へ移行。単純比較に注意。 【次の一歩】 ・10月中にワクチン接種。 ・旅行や帰省はマスク、手洗い、換気。 相模原ではまだ流行と言える状況ではないですが、注意が必要です。ワクチン接種はお早めに
たくや いわさき
7 日前読了時間: 1分


今シーズンのインフルワクチン どれにする?
今年の実務ポイント(2025/26) • 年齢・回数 皮下注射=生後6か月〜。13歳未満は通常2回、13歳以上は1回が基本。 経鼻ワクチン(フルミスト)は2〜19歳未満で1回/シーズン(0.2mL)。   •...
たくや いわさき
9月17日読了時間: 2分
新型コロナウィルスワクチンについて短くまとめました
今年の接種対象と時期を一読で把握。 迷わず決めたい人向けの超要約です。 要点 • 対象:65歳以上。60〜64歳で重い障害の人。年1回の定期接種(B類)。  • 時期:2025年10月1日開始予定。  • 費用:原則有料。対象外は任意接種。  具体...
たくや いわさき
9月11日読了時間: 1分
インフルエンザワクチンについて要点を短くまとめました
インフルエンザワクチン接種により、今季の重症化と欠勤を減らせます。 【この記事でわかること】 何を、いつ、誰が打つかを1分で把握。 【要点】 結論:毎年、秋に接種。生後6か月以上が対象。高齢者と持病のある人は優先。 効果は接種後2週間で出ます。 【具体例】...
たくや いわさき
9月9日読了時間: 1分
新しい肺炎球菌ワクチン「プレベナー20®」の安全性についてのお知らせ
はじめに 当院は肺炎球菌ワクチンは高齢者のみ対象/小児接種は行っておりません。 今回は、新しく使われるようになった肺炎球菌ワクチン「プレベナー20®」の安全性に関する最新の報告について、皆さまに分かりやすくお伝えしたいと思います。...
たくや いわさき
8月12日読了時間: 3分


もしもの時に後悔しないために、帯状疱疹とワクチンのお話
1. 帯状疱疹ってどんな病気? ・子どもの頃にかかった「水ぼうそう」と同じウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス=VZV)が、何十年も神経に潜んでいて、体の抵抗力(免疫)が落ちたタイミングで再び暴れ出す病気です。 ・チクチク・ピリピリした痛みと、水ぶくれを伴う赤い発疹が体の片...
たくや いわさき
7月29日読了時間: 2分
「1日で2つの感染症をブロック!肺炎球菌&帯状疱疹ワクチン同時接種ガイド」
1. まず押さえたいポイント — 「一度の通院で二つの病気を防ぐチャンス」 肺炎球菌感染症 … 高齢者の肺炎・敗血症・髄膜炎の主因。 帯状疱疹(いわゆる「帯状ヘルペス」) … 50 歳を過ぎると発症率が急増し、後遺症の神経痛が長引くことも。両者とも...
たくや いわさき
6月25日読了時間: 4分
レプリコンワクチンの実態に迫る:コスタイベ®筋注用の市販直後調査から見えるもの
はじめに 2023 年に国内初承認されたレプリコン(自己増幅型)mRNAワクチン コスタイベ®筋注用 。少量で持続的な抗原発現が期待される次世代プラットフォームとして注目されています。本記事では、 販売開始から6 か月間にわたる市販直後調査...
たくや いわさき
6月25日読了時間: 3分
意外と知られていない百日咳ワクチンの話
小学校高学年~中学生の接種について 日本では11歳頃に二種混合(DT)ワクチン(ジフテリア・破傷風)が定期接種として行われています。ただ、このワクチンには百日咳の成分が含まれていません。 しかし、日本小児科学会は、11~12歳で三種混合(DPT)ワクチン(ジフテリア・破傷風...
たくや いわさき
4月14日読了時間: 2分
大人こそ気をつけたい!麻疹(はしか)ワクチンの最新知識とその重要性
「はしかって、子どもがかかる病気じゃないの?」 そう考えている大人が多いのですが、実は近年、日本を含め世界各地で麻疹の流行が相次いでいます。しかも、感染した成人は重症化しやすく、合併症のリスクも高いことをご存じでしょうか?...
たくや いわさき
3月29日読了時間: 4分
ワクチンが秘める力:感染症予防を超えて
「ワクチン」と聞くと、インフルエンザや麻疹など、感染症を予防するものを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし最近の研究で、ワクチンにはそれだけではない、私たちの健康を長く保つための、もっと大きな可能性があることが分かってきました。それは、体の「炎症」を抑える力です。...
たくや いわさき
2024年12月24日読了時間: 5分
進化したワクチン!PCV20で肺炎球菌からしっかり守ろう
「ワクチンは傘のようなもの」と考えてみてください。傘の種類が多ければ多いほど、あらゆる方向からの雨を防ぐことができます。PPSV23とPCV20は、いずれも肺炎球菌感染症という雨から私たちを守る傘の役割を果たしています。しかし、それぞれの傘には異なる特徴があります。...
たくや いわさき
2024年10月8日読了時間: 2分
高齢者が知っておくべき肺炎球菌ワクチン:予防効果と接種のタイミング
肺炎球菌は、特に65歳以上の高齢者にとって深刻な健康リスクとなる感染症の一つです。肺炎球菌が引き起こす肺炎や髄膜炎、敗血症は、命に関わることもあるため、予防接種が重要視されています。現在、日本では23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)と20価肺炎球菌結合...
たくや いわさき
2024年10月8日読了時間: 3分
【新型コロナ感染症】 新しい選択肢:ヌバキソビッドワクチンとmRNAワクチンの違いとは?
新型コロナウイルスワクチンは、私たちの健康を守るために重要な役割を果たしてきました。その中でも、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンは広く接種され、多くの人に知られています。しかし、2022年に日本で新たに承認された「ヌバキソビッド」は、mRNAワクチンとは異なるタイプの...
たくや いわさき
2024年10月8日読了時間: 2分
子宮頸がんワクチン 〜最新の研究結果からHPVワクチンの効果と課題〜
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんやその他の関連がんの主な原因です。HPVワクチンは、これらのがんを予防するための強力なツールですが、日本ではその接種率が低迷しています。本記事では、最新の研究結果に基づき、日本におけるHPVワクチン接種の現状と課題について詳しく...
たくや いわさき
2024年7月29日読了時間: 2分
ワクチン接種の科学的裏付け:疾病予防と抗炎症効果の証拠
ワクチン接種について考える際、そのリスクとメリットのバランスを理解することが重要です。ワクチンは特定の疾病から体を守るための強力なツールであり、その効果は数多くの科学的研究によって証明されています。しかし、接種に伴うリスクも存在するため、これらを総合的に考慮する必要がありま...
たくや いわさき
2024年7月8日読了時間: 3分
日本の大規模調査で検証 mRNAワクチン追加接種は安全? 最新研究結果を解説
新型コロナウイルス感染症の流行以降、私たちの生活は大きく変化しました。ワクチン接種もその一つです。日本では、mRNAワクチンが広く接種されていますが、その安全性については様々な議論がなされています。特に、ブースター接種後の死亡リスクについては関心の高いテーマと言えるでしょう...
たくや いわさき
2024年6月13日読了時間: 3分
COVID-19ワクチンの効果と有効性
はじめに COVID-19パンデミックが始まって以来、多くの人々が感染し、健康に長期的な影響を受けています。ワクチン接種は感染予防に有効ですが、感染後の健康リスクや長期的な影響についても効果があるのでしょうか?今回は、3つの最新研究をもとに、COVID-19ワクチンの効果と...
たくや いわさき
2024年6月6日読了時間: 2分
ワクチンの感染予防以外の効果
ワクチンの抗炎症効果と慢性疾患予防 ワクチン接種の利点 ワクチンは感染症の予防だけでなく、炎症の抑制にも効果があることが知られています。これにより、炎症が原因で起こる慢性疾患の発症リスクを減少させることが可能です。 心血管疾患への影響 ...
たくや いわさき
2024年6月6日読了時間: 2分
bottom of page