百日咳について
- たくや いわさき
- 2025年6月30日
- 読了時間: 2分
百日咳は、百日咳菌(細菌)が引き起こす呼吸器の感染症で、小児に多い病気ですが成人にも感染します 。名前の通り、激しい咳が長期間(数週間以上)続くことが特徴で、飛沫を介して周囲に広がりやすい感染症です 。初期は風邪に似た鼻水・微熱から始まり、徐々に咳が悪化します 。ワクチンの普及後は典型的な笛のような咳音が出にくく、成人では単なる長引く咳と見過ごされることもあります 。
【受診の目安】
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう:
• 咳が2週間以上続く 
• 夜間も咳が強く眠れない 
• 身近に強い咳の症状の人がいる 
【診断と治療】
診断には鼻咽頭ぬぐい液のPCR検査などがありますが、結果を待たず治療を始めることもあります 。治療ではマクロライド系抗菌薬(例:クラリスロマイシン)を用いて菌の増殖を抑えます 。早期投与で周囲への感染期間を短縮できますが 、咳の改善には時間がかかるため鎮咳薬などで症状を和らげます 。
【高齢者への注意と予防】
高齢者や持病のある方では、肺炎を併発して重症化する恐れもあります 。百日咳はワクチンで予防可能な病気です。小児期に定期接種がありますが免疫は次第に低下し、大人でも再感染することがあります 。成人や高齢者も必要に応じワクチンの追加接種(ブースター接種)を検討しましょう 。



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