コロナ・インフルエンザ後の「学校・仕事復帰」の目安
- たくや いわさき
- 2025年11月13日
- 読了時間: 2分
外来で最も多いご質問の一つ、「結局、いつまで休めばいいの?」について解説します。
「学生・お子さん」と「働く大人」でルールが全く異なります。
1. 学生・お子さんの場合(法律の決まりあり)
学校での集団感染を防ぐため、「学校保健安全法」で明確な基準が決まっています。
▼ インフルエンザ
以下2つを両方満たすまで出席停止です。
発症した後、5日を経過している
かつ、熱が下がった後、2日を経過している (※幼児は「解熱後3日」の場合あり)

▼ 新型コロナ
発症した後、5日を経過している
かつ、症状が軽快した後、1日を経過している
【ポイント】
「5日経てばOK」ではありません。「熱が下がってからの日数」もしっかり確認しましょう。

2. 働く大人の方の場合(法律の決まりなし)
実は、大人には国が定めた一律の「出勤停止期間」はありません。
厚生労働省からの「推奨目安(子供とほぼ同じ期間)」はありますが、最終的には会社の就業規則(ルール)が優先されます。
▼ どう判断すればいい?
当院では以下の対応をおすすめしています。
まずは熱が下がるまで休む
熱が下がったら、会社へ連絡する
「5日間きっちり休んで」と言われる場合もあれば、「マスクをして出勤OK」となる場合もあります。
医師の判断が必要と言われたら
しっかり解熱しており、体力的に無理がなければ「出勤可能」と判断することが多いです。


まとめ
お子さん: 法律で決まっています。(発症5日+解熱2日など)
大人の方: 法律はありません。熱が下がったら会社に相談しましょう。
※ご注意
会社や学校から「診断書」を求められることがありますが、発行には費用がかかります。受診前に「本当に書類が必要か」を確認しておくと無駄がありません。
まずはご自身の回復を最優先に、無理のない範囲で復帰してくださいね。
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